【花がら摘み】
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※花がらをつけておくとタネをつけ、株が消耗します。そこで花の盛りが終わったら、しおれ始めた花を摘み取ります。これが花がら摘みで、草花を長く楽しむ大切な手入れの一つです。散って落ちた花びらなどをそのまま放置しておくと、灰色カビ病などの原因になりますので気をつけましょう。
(注)花首から摘むと花茎が残り見苦しいので、花茎の基部から切り取ります。 |
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【切戻し】
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※伸びすぎたら思い切って短くし、新たな成長を促す(株の更新)。植物は枝の先端に一番力があり、どんどん伸びようとします。そこで、あるていど伸びたら、思い切って短く切ります。こうすると新たなわき芽が育ち、再び、旺盛に生育し花をつけます。種類によっては、花つきを良くする為、草丈が10cmぐらいになったら先端を切り、強制的に分枝させることが少なくありません。
●徒長した寄せ植えを切り戻す: 宿根草の寄せ植えを切り戻して仕立て直すには、まず、伸びすぎた枝や枯れた枝を切り取り、草丈の半分ほどに短く切って、株を整理します。 この作業は、春先が適しますが、初夏の入梅前に再び行ってもよいでしょう。この場合、風通しがよくなり、ムレを防げます。 |
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【芽かき】
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芽かきとは、茎と茎の間に出たわき芽を摘み取ることです。摘み取ると頂点に養分がいきわたるので、見事な花を咲かせます。菊やカーネーションのように、一本で楽しむ花に向いています。 |
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【摘芯】
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摘芯とは、上にばかり伸びてしまった茎の先端を摘み取ることです。これによって、脇に植える芽が伸び、こんもりとした株に整います。ボリュームを出したいときに効果があります。 |
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【剪定】
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剪定とは、枝を形良く上に伸ばす為に、樹木の枝を切って整えることです。花芽が付いている時期に剪定すると花をつけなくなることがありますので、剪定する時期には気をつけましょう。 |
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【追肥】
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※長期開花を楽しむ為に、肥料を施す。: 植えつけ用土には肥料が混ぜられていますが、長く咲き続ける鉢花、
生育旺盛な観葉植物には、追肥を施します。
※一般に植え付け後一週間ぐらいたってから、固形の肥料を株元に置き肥するか、液体肥料を10日に1回 ぐらい
の割合で施します。いずれの場合も、使い方説明書にしたがって、適量を適切な間隔で施します。
●生育旺盛な植物は栽培途中で肥料を施す。株元の置き肥は、水やりのたびに肥料分が少しずつ鉢土にしみこむ。
●球根植物は、花後に球根を肥らせ、来年も花を咲かせる為に液体肥料などを施し、葉が黄変するまで育てて堀り上げる。 |
※根を整理して新しい用土で植え替えることにより、株を更新する事が出来ます。宿根草の鉢植えは年に
一度は植え替えます。1年たつと鉢の中は根でいっぱいになり、巻きついて古くなった根は、活力を失い、
成長も止まります。また、用土も劣化します。そこで植え替えが必要になります。
※イセハナビとヘデラを植え替えた鉢は一年を経て、徒長しています。これを植え替え、サルビア、オステオ
スペルマム、ブラキコメを加えて仕立て直します。それでは、実際に植え替えて見ましょう。
【手順】 1: 鉢の縁に植え替えゴテを差し込んで周囲をグルリと剥がすようにし、抜き取る。
2: 根鉢を半分ほどくずし、古くなった根を切って整理する。
3: 新しい用土で植え替える。このとき新しい植物を加える。
4: イセハナビとヘデラの徒長枝を切り取って株姿を整える。
5: 植え替え完了。なお、植え替えの適期は生育を始める前の春。
【植え替えゴテ】:古株を鉢から抜き取るときに便利な道具。鉢の内側に張り付いている根を上手に
剥がす事が出来ます。細長いヘラ状で柄がついています。
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【植物の夏越し】 |
※ 夏、暑がりの植物は風通しの良い半日陰に。 日本の夏は高温多湿で、鉢花には過酷な気候です。
※ 熱帯性のものを除き、鉢花の多くは25℃を超えると生育が衰えます。なるべく、風通しの良い、明
るい半日陰などに鉢を移動して涼しく過ごさせます。特に、コンクリートのベランダや、テラスに置く
場合は、照り返しの熱で鉢の中の温度が上がり、根を傷める事が少なくありません。台の上に鉢を
のせたり、よしずを使って涼しくするなどの工夫をしましょう。
※ 水やりにも工夫が必要です。朝の涼しい時間に水やりを済ませましょう。 |
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【植物の冬越し】
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※ 冬、耐寒性のない植物は室内の窓辺に。 冬は防寒が必要な植物がすくなくありません。熱帯、亜熱帯
地方原産の鉢花が数多く出回っていますが、これらは冬の間、室内の窓辺に取り込む必要があります。
※ アブチロン、ゼラニューム、ランタナ、エボルブルスなどは関東地方以西の暖地の日だまりなら戸外
でも冬越できますが、室内に取り込んだ方が安全です。
※ 育てている植物の耐寒性を良く調べ、上手に冬越指せます。窓辺に置き場がない、そんな場合は、
初秋にさし木をして、小苗の状態で室内に取り込めば場所を取りません。
※水やりは水道水ではなく、汲み置きの水を午前中にやるのが好ましいです。
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